「東大女子は結婚に不利」は本当か?

専業主夫を選ばない、高学歴女性の心境

東大女子の容姿は?

上の回答は、結局、「女のゴールは結婚」ととらえているようにも読めますね。男性にとっても高収入女性と共働き結婚することが「いい結婚」になっているのであれば、フラットな意見でとらえられる気もしますが……。

そうではないということがわかる記事が先日、日経新聞にでていました。

”調査では結婚相手に求める条件もたずねた。男女ともに1位は「性格や人柄」でいずれも9割を超えたが、2位は女性が「収入」、男性が「容姿」と分かれた。女性が経済的な安定を求める一方、男性は3位も「年齢」(30.8%)で、見た目や若さを重視している”(10月25日、朝刊)

うむ。第2位の項目とはいえ、まだまだ男はカネ、女は美なのでしょうか。

画像を拡大
美人が揃う、今年のミス東大候補者(MISS COLLEホームページより)

ただ、その「容姿」で言えば、今の東大女子は、ミスコンなどを見ていただければわかると思いますが、見た目がかわいい子も多くなっていると思います。

東大女性の結婚式で、新郎の父親に新婦の同級生たちが「みなさん優秀なのにおきれいなんですね」と言われたことがある、という話を聞いたことがあります。少し上の世代の方々は、高学歴=外見は伴わないというイメージがあるのでしょうか。

以前は容姿端麗で見た目で勝負できる人ほど、「勉強なんかしなくても、お嫁さんに行けるんだから」と周囲に言われたりして、大学で上を目指す必要性を感じなかったのかもしれません。今はそういう時代ではなく、勉強ができる人はファッションの領域についても研究熱心かもしれないし、見た目がいいほうが生きやすいことを知っているのかもしれないし、いずれにしても外見と学力は十分両立する……。

ゆえに、という因果関係があるかはわかりませんが、少なくとも東大女子だからといって結婚しにくいとはあまり感じていない私たちです。いや、もちろん東大女子の全体的なキラキラ感は私大に比べて格段に劣るとは思いますし、「3歩下がってついて来い」的な男性にはまず好かれないとは思いますが……。

男友達に「おまえもか」

はて、さて、ところが。学歴がどうこう、ということよりも、ネックになるかもしれないなと思うのは、いわゆる「会社の命令ひとつでどこへでも転勤し、24時間365日働ける総合職」として働く男性の結婚相手として、今まで想定されていたのは「どこへでもついていってお世話をします」という専業主婦の妻だったということです。

よくこうした典型的日本企業に勤めている後輩女性から聞く愚痴としては、「同級生の男性の結婚を目の当たりにしたときのやるせなさ!」です(東大卒女性にかぎらず、キャリア志向の女性に共通する感覚かもしれません)。

学生時代は学内に彼女がいて、グローバルな社会課題についてあんなに肩を並べて厳しい議論を繰り広げた男友達や、よきライバルである会社の同期男性が、気がついたら「自分が転勤とかあるからついて来てくれるタイプの子のほうがいいよね」「うちの嫁はそんな、バリバリ働きたいとかないから」的な結婚をして、まるで何の悩みもないかのように妻子をさくっと連れて海外転勤なんぞしていくと、他人ごとながら、心穏やかではない。

次ページなぜ、専業主夫を選ばない?
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 内田衛の日々是投資
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
  • 就職四季報プラスワン
  • 「米国会社四季報」で読み解くアメリカ優良企業
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
頂上決戦!ユニクロvs. ZARA<br>ファストファッション新時代

「フォーエバー21」が経営破綻し「H&M」も販売不振。世界のアパレル市場をリードするのは、首位を独走する「ZARA」と、猛追する「ユニクロ」となった。両社に加え、新興勢力の「ワークマン」「デカトロン」も含めた勝ち残り合戦を追う。