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年末の「強気相場」の後にやってくるもの 黒田バズーカ第2弾で消費税10%は決定的?

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藤野 そこは比較衡量で、消費税率を上げなかった結果、国債市場に及ぶインパクトを収束させるために投入する金額と、消費税率を上げて株価が落ち込むのを支える金額とでは、恐らく前者の方が大きいと黒田さんは考えているのだと思います。

中野 実際に年末にかけて株価がどうなるのか。僕は金融政策に対する大きな舵が切られたことで、消費税率の引き上げに対する意思決定がなされると思います。結果、相場は年末に向けて強くなると見ています。日本の株価も年末にかけては強気で良いのではないでしょうか。

もし公的部門のバブルがはじけたら、想像もつかない

藤野 リーマンショックから6年が経ちましたが、あの時の痛手があまりにも大きかったので、皆、忘れていないのですよね。市場参加者も、リーマンショックが再来するのではないかとビクビクしています。

個人投資家にコツコツ投資を説く「草食投資隊」の地道な活動が、いま実り始めている(左からセゾン投信社長中野晴啓さん、コモンズ投信会長渋澤健さん、レオス・キャピタルワークスCIO藤野英人さん)

ですから、マーケットが意外とバブル化しにくい。浮ついていない。その点で、僕自身はマーケットに対して、比較的強気でいられます。次にリーマンショックのような暴落が起るのは、恐らくまだ先になるのではないでしょうか。

渋澤 でも、リーマンショックのような、民間レベルのレバレッジショックはないとしても、それ以降、公的部門のアセットがどんどん膨張していますから、公的部門のレバレッジショックが起るリスクは、一段と高まっています。公的部門のバブルが弾けた時、一体どのようなことが起るのか。少なくともアメリカ、日本クラスの経済大国でそれが起る時のショックは、誰も経験していませんから、かなり怖い。この点はまたいつか議論したいところですね。

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