気付きにくい「冬季うつ」を防ぐ5つの生活習慣 「食欲が増進する」「眠くて仕方がない」に注意

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冬の時期になりやすい「冬季うつ」。その解消方法をお伝えします(写真:プラナ/PIXTA)

こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

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日照時間が短く、太陽の光を浴びる時間が少なくなっている冬の時期は、神経伝達物質であるセロトニンが減少し、脳の活動が鈍くなり心身のリズムが狂いやすくなります。気圧の影響を受けて頭痛などの体調不良を起こす方々が多いように、こうした季節変動に影響を受けやすい人も多く、「冬季うつ」と呼ばれ、季節性気分障害などと診断されることもあります。

本来は春が近づくにつれて解消に向かうことが見込まれるのですが、長引くコロナ禍で引きこもりがちになっている方も多く、さらにこれからは花粉の飛散も気になり外出を控えてしまいがだと、症状が改善されないまま継続し、本格的なうつに移行してしまうことも懸念されます。そうならないためにもいくつか解消方法をお伝えしたいと思います。

一般的なうつ症状と「真逆」

そもそも、冬季うつとはどんな症状なのかというと、「気分が落ち込みやすく、気持ちが晴れない」「心身ともに疲れやすい」「何をするにも億劫になる」「集中力が保てない」など、一般的なうつ症状と同じようなことがあげられるのですが、大きく違う点は、「食欲が増進する」「眠くて仕方がない」という点です。一般的な「うつ症状」は、「眠れない」「食欲がない」などがあげられますので真逆です。

特に炭水化物等を欲し、その結果として体重が増えることが多い傾向があります。正月太りの名残りだと思っていたら、そうではないということも十分にありうるのです。よく眠れているし、食欲もある、にもかかわらず身体が思うように動かない、気持ちが落ち込むことが多いなら、改善策に取り組む必要がありそうです。

冬季うつは、身体が重く、とにかく何かするのが面倒になりがちです。
面倒になるとさらに動かないという負のスパイラルに入り、コロナ禍ということもあり、外出も人と会うことも避けられるならそれはそれでよいと、どんどん孤立してしまうケースも見られます。するとさらに症状は悪化します。ではどうしたらよいのでしょうか。

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