外交の秋、11月の国際会議で何かが起きる

安倍首相は「3連チャン会議」で勝てるのか

ヒラリー・クリントン前国務長官と談笑する安倍首相。11月は安倍首相だけでなく、各国首脳にとって「勝負の月」になる(AP/アフロ)

暑くもなく寒くもなく、いい季節を迎えている。いやもう、台風さえなければ、日本はこの季節が1年でいちばん良いですな。

東京五輪50周年、2020年のTOKYOは「最悪」か!?

今からちょうど50年前、初めて五輪開催の名誉を得たわが国は、10月10日を開会式に設定した。一般的には、「その日が東京における晴れの特異日であったから」という説明がなされているが、どうやら嘘らしい。きっと当時の主催者たちが、「外国からのお客さんに、いちばんいい時期の日本を見てもらいたい」と思ったからに違いない。

半世紀前の東京五輪開会式は、その前日まで台風が接近して荒れ模様であった。にもかかわらず10月10日は、NHKのアナウンサーが「世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような、素晴らしい秋日和でございます」との名文句を吐くほどの快晴だった。その抜けるような空に、航空自衛隊ブルーインパルスのF-86編隊が、五輪のマークをきれいに描いてみせたのである。

ちなみに2020年の次期東京五輪は、夏のやたら暑い時期に設定されている。だって10月にオリンピックをやると、アメリカさんが困るんですよ。夏季五輪の年は、かならず大統領選挙と重なるようになっている。テレビ討論会で盛り上がっている大詰めの時期に、アメリカ国民がメダルの行方に熱中しちゃマズイじゃないですか。そんなことを気にしなくてよかった50年前はよかったねえ。

次ページここからが本番、大事な外交の話
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 高城幸司の会社の歩き方
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • ゴルフとおカネの切っても切れない関係
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
改正対応待ったなし!<br>働き方と仕事の法律

同一労働同一賃金の本格化、中小企業でのパワハラ防止対策の義務化など、今年は重要な改正法の施行が目白押し。2022年に施行される法律の要点に加え、昨年の4月に施行された改正民法も総点検。改正ラッシュへの備えを万全にするための法律虎の巻です。

  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT