米株に不吉なヒンデンブルグ・オーメンの影

「都市伝説」か、それとも「暴落のサイン」か?

NYダウは連日の最高値更新。市場関係者の顔も緩みがち(ロイター/アフロ)

9月の株式相場は当初心配された調整安もなく、日経平均株価は去年11月以来の強い月足で終わりそうだ。

原因は「米国株高・ドル高」であることは言うまでもない。FOMC、スコットランド独立問題、アリババ上場、SQ(特別清算指数)算出日など、米国は重要イベントをすべて波乱なく越えた。芳しくなかった住宅関連指標も、8月の新築1戸建て住宅販売件数について、前月比の伸びが1992年1月以来となったことで解消された。業績相場に入った米国株は、ドル高を伴い、金利高を飲み込みながら上値を追っている。

「ヒンデンブルグ・オーメン」とは?

しかし、今週のNYダウは9月19日の史上最高値更新(1万7279.74ドル、終値ベース)のあと、すべての営業日で前日比100ドル以上の上げ下げとなり、高値波乱の様相を示して来た。この状況の中で、「『ヒンデンブルグ・オーメン』の、呪いの影が見えた」(岡三証券・平川昇二チーフエクイティストラテジスト)という。

ヒンデンブルグ・オーメンとは、1937年5月6日にアメリカで発生した、ドイツの飛行船「ヒンデンブルク号」(ヒンデンブルグ号とも)の爆発・炎上事故に由来する、株式市場での呪いの指標。オーメンは直訳すれば、前兆のことである。

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