外交の秋、11月の国際会議で何かが起きる 安倍首相は「3連チャン会議」で勝てるのか

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いきなり話がズレた。

スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋などいろいろあるが、外交日程も秋が本番だ。ここから2カ月くらいは、非常にデリケートな季節を迎える。以下に年内の主要政治外交日程を掲げてみる。

前代未聞の過密日程?

10/10-12 世銀IMF総会(ワシントン)

10/16-17 ASEM首脳会合(ミラノ) *安倍首相出席

10/20 インドネシアでジョコウィ大統領就任式

10/20-23 中国・18期四中全会(北京)

10/26 ウクライナ最高議会選挙

10/28-29 米FOMC~QE3が終了の見込み

11/4 米中間選挙投開票

11/10-11 APEC首脳会議(北京) *安倍首相出席

11/13-14 東アジアサミット(ネピドー) *安倍首相出席

11/15-16 G20首脳会議(ブリスベーン) *安倍首相出席

11/16 沖縄県知事選挙

11/17 7-9月期GDP 1次速報値発表

12/1-12 COP20(ペルー)

これを見て誰でも感じるのは、11月中旬の「アジアにおける国際会議3レンチャン」の過酷な日程であろう。もともとAPECとG20の予定があったところ、その間の3日間に東アジアサミット(EAS)が入るようなのだ。麻雀でいえば「カンチャンずっぽし」というヤツで、3つの会議が数珠つなぎになってしまった。

かくして中国の北京と、ミャンマーのネピドーと、豪州のブリスベーンで、20カ国以上の首脳が、入れ代わり立ち代わりアジアを大移動することになる。前代未聞の強行軍ではあるが、われらが安倍さんはたぶん嬉々として日程を消化することだろう。

次ページ実がなさそうな国際会議の中で・・
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