「なぜ外食株は日本が誇る有望投資先なのか?」《80銘柄・3億円》保有する個人投資家が挙げる納得の理由

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
(写真:Ushico/PIXTA)

トランプ関税により日経平均株価の先行きが定まらない中で、内需株が堅調に推移しています。なかでも外食株は、短期的にも中長期的にも有望です。今回は、約80銘柄の外食株を中心に純資産3億円を保有する筆者が、外食株の魅力について紹介します。

(※本稿に掲載されている個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄または企業の株式等の売買を推奨するものではありません)

トランプ・リスクもどこ吹く風

いまなぜ外食株が注目なのでしょうか。少なくとも向こう1年くらい、外食株は堅調な相場展開を見込めます。以下の3つの要因によります。

① トランプ・リスクが関係ない

トランプ関税で輸出関連株が厳しい状況です。トランプ大統領はドル安志向なので、アメリカ株も手掛けにくいでしょう。何をするかわからないトランプ大統領の政権の座にいる限り、輸出関連株やアメリカ株は安心して投資できません。一方、外食株は、外部要因に左右されにくいので、買い安心感があります。

② デフレ脱却で外食需要が上向く

長年続いたデフレがようやく終わり、消費者の買い控えが収まりました。石破政権は実質賃金の引き上げにコミットしており、今後も外食株にとって強力な追い風が吹くでしょう。

もちろん、昨今の原材料価格や人件費の高騰は、外食産業にとって痛手です。ただ、低価格業態を持つファミレスチェーンなどは、むしろ中食から需要を奪うことが期待できます。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事