外交の秋、11月の国際会議で何かが起きる 安倍首相は「3連チャン会議」で勝てるのか

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さて、秋は競馬も本番である。10月5日の凱旋門賞では、日本勢は3頭とも不甲斐ない戦績で、出だしからケチがついてしまった。ここは気を取り直して国内レースに集中したい。今週末は毎日王冠と京都大賞典がある。いずれも秋のG1シーズンの重要な前哨戦で、この2つのレースが来ると「いよいよだなあ~」と胸躍るのが筆者の常である。

毎日王冠は、3歳馬のウィンマーレライを軸に

特に毎日王冠の重要度は高い。この時期に府中の芝1800メートルで勝てる馬は、高い確率でその後の秋の天皇賞などでも善戦する。ところが休み明けの馬が多いだけに、波乱含みのレースでもある。夏場に秘かに実力を蓄えた馬を見抜くことが肝要だ。

今のところ、ワールドエース、ディサイファ、ダークシャドウなどが有力視されている。しかし筆者が狙ってみたいのは、人気薄のウィンマーレライ。今年も夏の福島競馬場に遠征した際に、ラジオ日経賞で惚れ込んだ逸材だ。夏場に力をつけた3歳馬の代表格で、松岡騎手との相性もバッチリ。この秋は面白い存在に成長するんじゃないかと思っている。この週末は台風で、天気が荒れそうなところも買い材料。

マツリダゴッホ産駒であるから、ここで賞金を積み上げて、夢は有馬記念と行きたいところだ。さて、実りの秋となりますかどうか。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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