(第52回)【2011年度新卒採用戦線総括】「就職ナビ」のオープンから始まるシューカツ。学生と企業の評価は?

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●学生は、この就職ナビを利用する

図表1【登録した就職ナビ】
 採用担当者にはたくさんの就職ナビ会社からの売り込みが来る。しかし現在の就職ナビは2強時代。『リクナビ』と『マイナビ』が群を抜いている。
 「登録した就職ナビ」では『日経就職ナビ』『みんなの就職活動日記(みん就)』も健闘している。たぶん「日経」というブランド力、『みん就』は口コミ情報を得るために使われているものと考えられる。
図表2【プレエントリーに最も活用している就職ナビ】
 ただし「プレエントリー」という行動をする就職ナビとなると、『リクナビ』が圧倒的で7割前後が最も利用したと回答している。続いて『マイナビ』を2割強が使っており、両者で文理ともに9割を超えている。

 2強の就職ナビだけでいいかというとそうでもない。『日経就職ナビ』については「ここでしかエントリーできない企業がある」「優良企業が多い」「中小企業が多い」と評価されている。『[en]学生の就職情報』では、「独自の視点から企業分析した情報が載っており参考になる」と好意的な意見もある。
 『みん就』は、「過去の就活生のエントリーシートを参考にできる」「掲示板で志望の似た学生と意見交換できる」と、他の就活ナビとは違う目的で活用されている。

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