社会人10年目「転職すべき人」とそうでない人の差 最初の転職の年齢が高いほど変化対応は難しい
悩み1:キャリアビジョンが見えない
自分がキャリアを通じて、何をしたいのかがわからない。
そんな悩みを持つ人も多いですね。あるメガベンチャーの経営者はこれを〝ビジョン無い症候群〞と呼んでいました。言いえて妙ですね。世の中で一般に「キャリアビジョンを持たなければならない」と言われるから、ついそれに流されて「ビジョンが無いことそのものを悩んでいる症状」と整理しているわけです。
キャリアビジョンは、無いよりはあったほうがよいです。ビジョンとは目標です。目指すところがあるほうがそちらに向かいやすいですよね。
しかし、無くても悩む必要はありません。
あの孔子様ですら、15歳で学問を志してからも、40歳まで惑いつづけ、50歳でやっと天命を知ったそうです。2500年前の中国の平均寿命は知りませんが、現代だったら何歳でしょうか。キャリアビジョンが無いからといって、焦らなくてもいいのです。探すことを諦めなければ。
ただ、漠然とでも少しずつビジョンが見えてきたほうが、正しい努力にもつながるのも事実。そんなときに「おそらくこっちの方面がやりたいことだ」と気づくことができる方法を2つご紹介します。
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