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社会人10年目「転職すべき人」とそうでない人の差 最初の転職の年齢が高いほど変化対応は難しい

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  • 河野 英太郎 株式会社アイデミー取締役執行役員COO 株式会社Eight Arrows代表取締役 グロービス経営大学院客員准教授
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そして、2つ目の考え方は、時間軸を加えてみるということです。

キャリアは同時に1つしか叶えられないと思うから、どちらかを選ばなければならないわけです。ご存じのとおり、今は人生100年時代です。私の祖父の時代は55歳定年制の時代でした。大学進学率も今とは比べようもなく低く、平均寿命も短かった時代ですから、あたりまえのように定年も今よりは早く到来しました。仮に大学院を出たら30年も働くと強制退場させられるわけです。

しかし今は、定年も65歳。そして会社勤め以外の選択肢もたくさんあります。いわばキャリア自体が50年。そう考えると、あえて今、ジェネラリストかスペシャリストかの選択を迫られている、と考える必要はありません。
今はスペシャリストを選ぶけれど5年ごとにでも見直して、次のタイミングがあればジェネラリストをやってみる。何か別の専門性を選択して、最終的にはジェネラリストを目指す。というキャリアプランを立てるのでも、まったく問題はありませんよね。

かく言う私も、今はスタートアップの取締役ということでザ・ジェネラリストの仕事に1日の時間の多くを使っていますが、HRのスペシャリストという看板も下ろしていません。時期ごとに優先順位を変えながら、全体でレベルアップを図っています。そして生涯現役を目指しているのです。

悩み3:今の会社に留まるべき? 外に出るべき?

今が1社目なら、出てみましょう。

今の会社に留まるべきか、出て他社で新たなキャリアを歩むべきか。

この悩みを抱える人は多いでしょう。ただし、理由はさまざまだと思います。

今の上司とそりが合わない、仕事が合わない、お金がない、勤務地を変えたい、組織文化が合わないといった、現状に問題を抱えるケース。

これがやりたい、あの会社で働きたい、あの地域に住みたい……といった積極的な変化を望むケース。

それぞれの現状や、目指す姿などによっても答えは変わります。

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【1社目ならすぐ転職活動を始めよう】

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