英語「on」を使い倒す為に覚えたい4つのイメージ 「前置詞=定訳ひとつ」から脱却するために
前置詞の意味は、日本語訳を超えて大きく広がる
単語の中には極端に大きな意味の広がりをもつものがあります。その 代表格は前置詞。前置詞のもつ広大な意味の広がりを見れば、日本語訳で何とかしようとは思わなくなるはずです。
前置詞の中でもっとも豊かな意味の広がりをもつ単語のひとつ、on をご紹介しましょう。「~の上」という定訳ではこの単語のもつ豊かな 表現力のごくごく一部しか得ることはできません。例えば、街角にありふれた、次の on の中に「~の上」で理解できるものはありません。
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これらの on が何を意味しているのかを理解するためにはまず、on の意味が広がっていくプロセスを知る必要があります。
on の基本となるイメージは「~の上に」。「上に」という日本語ではなく、上図の位置関係として考えます。日本語訳は広がることはありませんが、位置関係は自由な「解釈」を許しさまざまな意味を生み出すからです。
まずは、基本イメージそのものの使い方を見ていくことにしましょう。基本イメージはそれ自体、日本語訳「~の上」 よりもはるかに豊穣な使い方を生み出します。
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