一流になる人、二流にとどまる人の決定的な違い 佐渡島庸平×澤円「仕事には「型」がある」

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「一流」になれる人と「二流」にとどまる人とでは、何が違うのか。これまでに数々の“一流クリエイター”と接してきた方々に「一流」の条件を聞いた(写真:mits/PIXTA)
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人生100年時代。誰も経験したことがないような長い仕事人生を、「一流」として過ごすか、「二流」のまま過ごすか。どちらの方が幸せかと問われたら、「一流」と回答するエンジニアが大半だろう。

では、「一流」になれる人と「二流」にとどまる人とでは、何が違うのか。一体どこで、道が分かれてしまうのだろうか――。

本記事は『エンジニアtype』(運営:キャリアデザインセンター)からの提供記事です。元記事はこちら

そんな疑問に答えてくれたのは、『ドラゴン桜』『宇宙兄弟』など数々のヒット作を手掛けてきた名編集者・佐渡島庸平さんと、エンジニアtypeの連載でもおなじみの澤円さん。

漫画家、エンジニアなど、これまでに数々の“一流クリエイター”と接してきた2人が、「一流」の道に進む人の条件を語る。

「二流でいることを強制」される環境から脱出せよ

株式会社圓窓 代表取締役 澤 円(@madoka510)
立教大学卒業後、生命保険のIT子会社勤務を経て日本マイクロソフトに転職、2020年8月に退職し、現在に至る。プレゼンテーションに関する講演多数。琉球大学客員教授。数々のベンチャー企業で顧問を務める。 『「疑う」からはじめる。 これからの時代を生き抜く思考・行動の源泉』(アスコム)、『「やめる」という選択』(日経BP)など著書多数(写真:『エンジニアtype』)

――「一流のクリエイター」になるか、「二流のクリエイター」にとどまるか、その分かれ道はどこにあると思いますか?

エンジニアについて言えば、まずはクリエイティビティーを養える環境に自らの身を置く選択ができるか、でしょうね。

残念ながら日本は、多くのエンジニアが「二流でいることを強制される環境」で働いています。

いわゆるICT人材の7割以上がITベンダー側で“作業員”として雇われているため、エンジニアがクリエイティビティーを磨ける機会は非常に限られている。

そのため、多くのエンジニアはせっかく一流になれる才能があったとしても「言われた通りに作業することが仕事だ」と諦めてしまうんです。

今、エンジニアの中でも「一流のクリエイター」として活躍している人たちは、そうした職場に安住することなく外に飛び出してきた人たちでしょう。

そして、周囲からは「ちょっと変わり者」と称されても、わが道を突き進んで自分の内側にある野望をかなえにいった人たちではないかなと思います。

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