「説教ジジィ」と「お節介ババァ」の仕組み 思いどおりにしないと気が済まない人たち

✎ 1〜 ✎ 15 ✎ 16 ✎ 17 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
 女と男はなぜすれ違うのか? なぜ話が合わないのか? あの人はいったい何を考えているのか? どうしてあんなことを言ったのか? この連載では、今、職場で起きているリアルな「女と男の探り合い」を、社会心理や生声エピソードなど、さまざまな視点からひもといていきます。

影響力の範囲をどこまでも伸ばしたい

説教オヤジはどこにでもいますよね……

以前、当コラムの「世界で勝負したい男、世間に羨望されたい女」でも解説したとおり、男が認められたい対象・範囲は、身近な人間関係を超えて遠く世界にまで及びます。同様に、自分の思うとおりに支配したい、影響力を発揮したい対象・範囲も極めて広いのが男の特徴です。

その最も特徴的な例が「説教」。

たとえば、目の前の男性(初対面)が、夢をかなえるために会社を辞めたと言えば、「フリーランスでやっていくのは大変だよ」とくぎを刺す。

たとえば、友人が産休明けで職場に復帰したことを知れば、「時期が早いんじゃないか。子どものことをどう思ってるんだ」とおしかりのメールを送る。

頼んでもいないのに、アドバイスしてくる。相談もしてないのに、ダメ出ししてくる。説教は男の専売特許です。その証拠に「説教ジジィ」という言葉はあっても「説教ババァ」とは言いません(笑)。

次ページ女は「お節介ババァ」
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事