しかし、憶測報道で語られているような、「VISAとの提携による決済サービス提供」では、「弱い」という。単なる提携にとどめて「決済インフラ」そのものをカード会社に任せているようでは、アップル側にそれほど大きなうまみがないのだ。
ドコモは三井住友カードに出資
実際、NTTドコモは2005年に三井住友カードと資本業務提携を行い、自らがコントロールできる形で決済のプラットフォームを持った。夏野氏は提携後の三井住友カードの取締役を兼務しており、まさにおサイフケータイの生みの親として、自ら決済プラットフォームを持つことの重要性を体感している。「もし自分がアップルのCEOであれば、VISAを買収する」。
アップルの財務体質は非常に強固。業務提携だけでなく、一歩進んだ提携は、十分に可能性のあることなのだ。
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