張本さんは、今月8日、TBSのワイドショー番組の中で女性の金メダリストについて、「女性でも殴り合いが好きな人がいるんだね。嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技好きな人がいるんだ」などとコメントし、批判を集めました。
12日になって、TBSは抗議をした日本ボクシング連盟に対し謝罪文を発表し、その中で、張本氏自身の言葉として、「自分も金メダルを取れるのではと思って、ボクシングをやる女性が増えてほしいということを本当は言いたかったのです。言葉足らずで反省しています」というコメントが引用されました。
翌週の15日の放送日には、進行役の女性アナウンサーや司会者の謝罪の言葉の後、「どう受け取ってらっしゃいますか」と問われ、ようやく本人も「今回は言い方を間違えて反省してます。以後気をつけます」とだけコメントしました。しかし、深く頭を下げることもありませんでした。
ひたすらに言い訳がましく謝罪もおざなりで、「心から申し訳なく思っている」という印象を受けた人は少なかったのではないでしょうか。
紙に書いたコメントを「棒読みするだけ」の謝罪
オリンピアンの金メダルをウケ狙いで口に入れた名古屋の「メダル噛み市長」河村たかし氏も、問題行為のあった今月4日の夜、「最大の愛情表現だった。金メダル獲得はあこがれだった。迷惑を掛けているのであれば、ごめんなさい」とのコメントを発表。
翌日、「え~、この度、トヨタ自動車様所属の~……」などと、紙に書いた謝罪コメントを読み上げ、ひんしゅくを買いました。あの、いつもの名古屋弁全開の調子の良さはどこへやら、たどたどしく棒読みする様が「まったく誠意がこもっていない」と非難されたのです。
そして、最近、話題になったのが、メンタリストとして人気を誇ってきたDaiGoさんの差別発言でした。
今月7日に配信した動画で「僕は生活保護の人たちにお金を払うために税金を納めてるんじゃないからね。生活保護の人たちに食わせる金があるんだったら、猫を救ってほしいと僕は思うんで」「自分にとって必要のない命は軽いんで。ホームレスの命はどうでもいい」などと発言していたことが大炎上。
しかし、そうした批判をまったく意に介さず、12日の夜には、ワインを片手に、YouTubeビデオで「個人的な感想に間違いもクソもないと思うんで。これは別に個人の意見じゃないですか、それに対して謝罪っていうのは別に……」と語ったのです。
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