苦手な人多い英会話「一人でうまく訓練する」コツ 対面レッスンを始める前に実践してほしい秘訣
ここで、覚えておきたいのは言おうとしたことをそのまま英語にする方法です。例えば、さっきの「朝が苦手だから、いつも寝坊しちゃう」。これを英語にしたいとしましょう。
検索のコツは文をなるべく区切ってシンプルにすることです。「朝が苦手だから、いつも寝坊しちゃう」をシンプルにして区切ると、「朝が苦手。寝坊する」になります。
シンプルな文ができたら「朝が苦手 英語」と「寝坊する 英語」に分けてそれぞれGoogle検索します(このとき一番上に表示されるGoogle翻訳の表現は無視してください)。
すると「朝が苦手 英語」はI’m not a morning person.(私は朝型人間じゃない)という表現が出てきて、「寝坊する 英語」はoversleepという表現が出てきました。これをつなげると次のような英文ができます。
まだ文としてはぎこちないですが、ここまでできればひとまずOK! これが最も簡単な言いたいことの調べ方です。
複数のパターンが出てきたときの対処法
ちょっと難易度が上がる検索方法としては、英語が何パターンか出てきてどれを使っていいか迷うケース。例えば「雨が降っていて憂うつだな」と言いたいとしましょう。
「雨が降っている 英語」でググるとIt’s rainingだとすぐにわかっても、「憂うつだ 英語」に関してはI’m melancholy.やI feel gloomy.、I’m depressed.などいくつかの言い方がヒットしました。
ここで使えるのが「DMM英会話なんてuKnow?」などのサイトです。このサイトでは、日本人から寄せられた「これ、英語でなんて言うの?」という疑問に、ネイティブや日本人の英語講師の方が答えています。
実際に英会話で使われる表現が多く紹介されているし、どの回答が一番支持されたかまで見ることができるので、自分が言いたいニュアンスに合った適切な英語表現を見つけやすいです。
それぞれの言葉のニュアンスを見ていくと、melancholyはちょっと文学的な表現でgloomyは「薄暗い/陰気な」という意味、depressedは「うつ状態」というような少し強めの言葉で、気軽に使うのにあまり向いていないということがわかってきます。
「文学的って感じでもないし、気軽に言いたいからgloomyかな」。そう思ったら、It’s raning.のあとにこれをあてはめて、次のようなオリジナルの英文が完成しますね。
こうしてできた英文を、「いまこの気分がI feel gloomy.っていう状態なんだ!」と身体に覚えこませるように何度も口にしてください。正しい発音も聴いておき、「英語っぽく」言うこともお忘れなく。
さらに、せっかくつくった英文はスマホのメモに残しておくようにしましょう。1日1文でも覚えれば、1カ月で約30、1年で365個のフレーズが身につきます。
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