苦手な人多い英会話「一人でうまく訓練する」コツ 対面レッスンを始める前に実践してほしい秘訣

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でも、はじめのうちはそれが難しくて、つまずいてしまいがち。例えば、朝起きたら寝坊しちゃったことに気づいたってときに「朝が苦手だから、いつも寝坊しちゃう」と思ったとしましょう。これを英語にしようとすると……口が止まっちゃいませんか?

「シンプルだから簡単に英語にできそう」って思っても、いざやってみると、「朝が苦手って……I'm not good at morningでいいの?」や、「寝坊って……あれ? Sleep longだっけ?」のように、なんだかしっくりこない英語しか浮かばないってことになりやすいです。とりあえず、口に出してみたはいいけど、「これでいいのかな?」ってモヤモヤしちゃうはず。

でも、それでいいんです。安心してください。実は、この「モヤモヤ感」が、英語の上達のために必要なんです!

「モヤモヤするからやーめた!」って思わずに、むしろ、たくさんモヤモヤするつもりで口に出してほしいのがこのステップです。「よくわかんないけど、これでいいかな?」ってあんまり自信がなくても、言葉を飲み込まずにとりあえず口に出しておきましょう。モヤモヤすることも含めて、次のステップにつながると思ってください。

「しっかりタイム」を使って調べる

めちゃくちゃタイムは自分の中のハードルを下げて英語をしゃべる第一歩ですが、ずっとこのめちゃくちゃタイムをやっていても、それだけでは当然成長を実感できません。

そこで、登場するのが「しっかりタイム」です! しっかりタイムは、めちゃくちゃタイムをやっている最中に疑問に思ったことやわからなかった英語を調べる時間です。英語の勉強はこのしっかりタイム、つまり正しい英語を書籍やネットからインプットすることから入るのが一般的ですが、話せるようになることを最優先させるなら、まずはアウトプット、それからインプットという流れにするのがオススメです。

ひとりごととはいえ、言おうとしたことが出てこないってそこそこストレスになりますよね? このひっかかりをもって調べるのと、ただ教科書通りに暗記するのとでは記憶の定着率が違います。

手当たり次第に単語帳やフレーズ集からインプットするよりも、言えなかった体験を通して調べるという流れの方が印象に残りやすいです。

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