苦手な人多い英会話「一人でうまく訓練する」コツ 対面レッスンを始める前に実践してほしい秘訣
しかも自分が「言おうとした言葉」というのもミソ。教科書や書店で売っているフレーズ集では、道の尋ね方や飲食店での注文の仕方のような、誰でも経験する場面を想定したうえでの定型フレーズが多く学べますよね?
もちろん、身につけておくと役に立ちますが、こうした定型フレーズは暗記しても、そのまま使えることが案外少ないものです。
例えば、カフェで店員さんにWhat would you like to order?(ご注文は何になさいますか?)と聞かれて、Can I have a cup of coffee?(コーヒーをいただけますか?)と答えるフレーズを覚えても、いざ使う場面でコーヒーが飲みたい気分とは限りませんよね。
コーヒーではなく炭酸水が飲みたい気分だったとしましょう。すると「Can I have...」(あれ? 炭酸水って英語でなんて言うんだっけ?)と言葉につまってしまうわけです。
こんなとき、フレーズ集通りの表現よりも、sparkling water(炭酸水)という単語を覚えておいた方がスムーズに会話できるのがわかると思います。炭酸水を普段からよく飲む人は、ひとりごとのなかで炭酸水を英語で言えない自分に気づけるはずです。
日常の延長線上にある言葉から覚える
単語はこんなふうに、自分の日常の延長線上にある言葉から覚えていくことを意識してください。自分の周りにいつもあるモノやコト、自分はどんなものがスキで何がキライか、今どんなものにハマっているかなど。そういった身近にある言葉こそ優先して調べる価値があり、覚えておけば会話で使える生きた英語になります。
しっかりタイムに調べることはめちゃくちゃタイムで言えなかったこと。そのために先にアウトプットしておくのが大事とお伝えしました。では、その調べ方は?
ベストな方法は、辞書を広げるよりも何よりも、手っ取り早くネットで調べる! これにつきます。やり方は簡単で調べたい言葉や単語のあとに「英語」とつけ加えてググるだけ。すると続々と辞書サイトや英語を解説しているサイトがヒットします。
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