弱さを理解したうえで、自分の逃げ道をあえて塞ぐべく、決断は自分自身で下す。そして、いろいろな失敗や挫折を繰り返して、次はよりよい決断を下し、人生における経験を積み重ねていく。
おそらく、それが本来やるべきことなのだと思います。
反対に、いつまでも自分自身で決断することなしに人生を歩んできてしまっては、決断を下す勇気も持てませんし、責任を取ることの意味も、成長を重ねることもできません。
それではいつまで経っても半人前のままです。
「自分を説得し、納得させる」べき
ですから、今回のケースでもだいごろうさんには、「親を説得する」のではなく、本当の意味で「自分を説得し、納得させる」べきなのです。
親に反対されても自分が正解と思える道を貫くことが本当にできるだろうか? この行動の責任を自分は取る準備ができているだろうか?
そういったことを今一度自問自答し、整理し、熟慮し、そのうえで、その決断を親御さんに伝えてみてください。
きっと親御さんは心配なのだと思います。
だいごろうさんには人生における決断の責任を取る覚悟ができているのだろうか、と。であるがゆえに、まずはだいごろうさん自身の中で覚悟を決め、その固い決意を持って人生突き進んでみましょう。
それが正解かどうかは誰にもわかりません。ですが、これが人生における最後の決断ではありません。むしろ最初の決断です。
この先よりより決断を下せるような人生経験を積むべく、熟慮し、決断し、行動につなげてみてください。そのような気概で、だいごろうさんが大人としての人生の第一歩を踏み出すであろうことを応援しております。
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