「上司の品格」を疑われる、やってはいけない質問 「上から目線」が透けて見える、残念な言葉遣い
言葉の使い方を変えることで、自分が率いる潜水艦の評価を最低から最高に引き上げ、ベストセラー『7つの習慣』の著者、コヴィー博士から絶賛された伝説の艦長がこのほど、『LEADER’S LANGUAGE(リーダーズ・ランゲージ) 言葉遣いこそ最強の武器』を上梓した。
あらゆる組織のリーダーに役立つ、伝え方のパラダイム転換を促す本書の一部を抜粋・編集し、部下の意見を聞くときにリーダーがやってはいけない7つの質問について紹介する。
自分の考えを押しつけず、周囲の考えに関心を持つ
会議のとき、自分とは違うものの見方をする人がいるとわかったら、関心を示そう。その人に見えていて自分には見えていないものや、自分とは違う考えに対して関心を持つのだ。
『7つの習慣』の著者スティーブン・R・コヴィーも「好奇心が第一」という考えを重視していて、「まず理解に徹し、そして理解される」を第5の習慣に掲げている。
会議で反対に投票した人がいたなら、彼らに発言の機会を与えよう。少人数のグループに分けて、自分と反対の意見に票を投じた人にその理由を語ってもらうのだ。それが、意見を押しつけずに関心を示す練習になる。
いい質問は、他者の考えに興味を持つことから生まれる。質問には「悪い質問」というものがある。それは、相手のことを知りたいという気持ち以外の何かを優先する質問だ。それでは、やってはいけない7つの質問を順に紹介しよう。
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