ドラゴン桜が推薦「日常の価値を見直す」3冊 「タイトルしか知らない名著」の要点を紹介

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(画像:©︎三田紀房/コルク)
16年ぶりにドラマの新シリーズが放送中の『ドラゴン桜』。元暴走族の弁護士である桜木建二が、学力の低い生徒たちを東京大学合格に導く物語です。
新刊『ドラゴン桜 超バカ読書 思考力↑表現力↑読解力↑の東大式99冊!』では、主人公・桜木が「本当の教養」を身に付けられる本99冊を超効率的に紹介しています。
本稿では同書より一部を抜粋・編集しお届けします。

学ぶとは、単に些末な知識を溜め込むことじゃない。

エリザベス女王が即位した年号や、フレミングの法則の使い方を覚えて、問われたらすぐ回答できるようにしておく。大事なことだが、それだけでは知識があまりにピンポイントすぎる。もう少し大局的に、相互につながりを持つかたちで「知」を広げていきたい。そういう学びを続けるとどうなるか? そう、教養が身につくんだ。

教養のある人は、人生のあらゆる場面で、課題発見、問題解決、周りとの十全なコミュニケーションを引き出せる。学業も仕事も、そして人間関係も、見事にこなせるんだ。だからオレは、何度だって強調してやる。学べ!学べ!学べ! それが人生を拓く唯一の方法だ。

では具体的にはどうしたらいいのか……。簡単なことだ。本を読むこと。それだけでいい。ちょっと古くさい気がするだと? バカを言うな。人は人からすべてを学ぶものだ。最近じゃコンピューターが何でも教えてくれるって? いや、じゃあそのコンピューターはどうやって生まれたんだ? 人が創造し、作り上げたものじゃないか。

本というのは、人の言葉が書き記されたものだ。人の教えが凝縮されてそこにある。しかも、長い歴史を経ても残り、受け継がれてきた「人の言葉のベスト・オブ・ベスト」が詰まっているんだ。これを活用せずしてどうするんだ?

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