「つまらない週報」書く人が知らない文章の技 企画書やプレゼンも「2つの要素を意識」で激変
話が格段に明確になる2つの要素
人に何かを説明するとき、「わかりづらい」と言われた経験はありませんか? 指摘してくれるならまだいいのですが、何も言われずわかったフリをされ、結局何も伝わっていなかったことを後から知るということもあります。
こんなことが起こるのは、話の要点がうまく伝わっていないから。話が平坦で、会話の中のどこが大事なポイントなのかがわかりづらいということです。
ここでは、それを回避するための法則をお伝えしましょう。
テレビ番組は、「くくり」と「目線」という2つの要素で構成されています。「くくり」とは、なんの話をするのか、つまり話題の大枠のことです。
たとえば、情報番組で、「春の新生活応援特集」として最新家電を紹介するとします。このときの「くくり」は、“春の最新家電を紹介する” になります。
これがないと、視聴者は番組を見る理由を見いだせません。話すら聞いてもらえないということです。しかしこれだけでは、わかりやすい情報にはなりません。ただ商品を紹介するだけの「情報の羅列」になってしまいます。
そこでテレビ番組は観やすく、情報をわかりやすく伝えるために、「目線」をつけます。
では、先ほどの「くくり(春の最新家電を紹介する)」に「目線」をプラスしてみましょう。
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