「芒種」というのは、Grain in Ear(穂のつく穀物)の種をまく時期ということだったんですね。「処暑」もEnd of HeatやLimit of Heatから、暑さが終わるという意味なのだと理解しました!
二至二分の語源
春分・秋分はLength of day and night becomes nearly equal.(昼と夜の長さがほぼ同じになる)と説明に書かれていますが、equinoxの語源を知るとさらに納得です。ラテン語のaequus(等しい)とnox/noct-(夜)が基になっているそうなので、「昼夜の長さが同じになる」というのを単語にしたということです。
ちなみに余談ですが、実際には、春分や秋分の日に昼夜の長さは同じにならないとのこと。精密にはさまざまな理由があるらしいのですが、まずは日の出や日の入りの定義がそのひとつのようです。
昼を日の出から日の入りまでと考えると、現在の定義では日の出は太陽の上辺が水平線(地平線)から出たとき、日の入りは太陽の上辺が見えなくなったときですが、春分・秋分では太陽の中心が基準となっています。つまり、太陽の中心から上辺までの分、日の出と日の入りの両方で昼の時間が長くなってしまいます。
ふたつめの理由としては、大気によって光が屈折して太陽が浮き上がって見えるとのことで、太陽が見えている時間を数えると、さらに長くなってしまうようなのです。Well, remember that day and night are NOT equal at the equinoxes! (ということで、春分・秋分の昼と夜は同じ長さではないと覚えておきましょう!)
夏至・冬至のsolsticeの語源は、ラテン語のsol(太陽)とstitium(= sistere 立つ、立ち止まる)のようです。「太陽が止まって見えるポイントpoint at which the sun seems to stand still」という意味からできた単語なのだとか。とくに夏至の「日の長さ」から「いつまでも太陽が沈まない!」という気持ちでできた単語なのかもしれませんね。
まずは二至二分から、英語で覚えてみるのはどうでしょう? ぜひ楽しんで覚えてみてくださいね。
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