昔、学校の教科書で見た気もしますが……この機会に「公転」と「自転」も英語で覚えてしまいましょう。どちらの単語も「回る」という意味なので混同しそうですね。
自転 rotation
1年経っても公転は完了しない!?
皆さんご存じのとおり、暦の上では1年は365日ですよね。これは英語ではcalendar year(暦年)と言いますが、実際に地球が太陽を一周するのは365.242189日なのだそう。こちらは、tropical year(回帰年)やsolar year(太陽年)と呼ばれています。
回帰年 tropical year
太陽年 solar year
つまり、暦の上で1年経っても、実際には地球はまだ微妙に公転の一周を終えていないということらしいのです。こちらの図を見てください。これも国立天文台のサイトにあったものです。
図からもわかるように、calendar yearのほうが少しだけ短いので、毎年ちょっとずつ地球の位置がずれていきます。そのずれは0.242189日分で、時間に換算すると、約6時間とのこと。と言うことは、6×4=24時間ですから、4年でちょうど1日分ずれてしまうということです。
ご存じの方もいらしゃるかとは思いますが、そのためにleap year(うるう年)が4年ごとにあるわけですね。うるう年がなかったら、700年くらいで夏と冬が入れ替わってしまいますね。That might be interesting! (それはそれでおもしろいですが……)
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