就活で「強みがない人」が自己PRを考えるコツ 3つの方法で「自分の売り」を見つけ出そう
多くの人が就活や転職活動で苦労するのが、「自己PR」。
ただ、「誰でも『ある方法』を使えば、何かしらの売りどころは見つかるはず」と言うのは、考える技術を説いた本『パン屋ではおにぎりを売れ』の著者・柿内尚文氏。その具体的な方法を聞いた。
「自分には強みがない」と悩むAさんからの相談
自己PRをどう作るかは、就活や転職活動を成功させるための大きな要因になります。飛びぬけたキャリアや経験があればいいのですが、そんな人はそうそういないですよね。
自分の売りがなかなか作れないときに使える方法があります。それが「かけあわせ法」「360度分解法」「ポジティブ価値化」という3つの方法です。以前私が相談された事例を使って具体的なやり方を紹介していきましょう。
転職活動がなかなかうまくいかないというAさんからの相談でした。Aさんの仕事は営業職で広告関係の仕事をしていました。
Aさんの悩みは自分に強みがないと思っていることでした。営業として相手を魅了するような話上手でもなく、人脈が広いわけでもない。これまでの営業成績も「普通」でした。
転職活動をしていたAさんですが、なかなかうまくいかないということで、相談を受けました。
どうやって自己PRのポイントを作ったらいいのか?
私は彼にこうアドバイスをしました。
(1)最初に「自分が得意なこと」や「これまで人から褒められたこと」を全方位から考えてみてください。そしてそれを全部書き出してください。
(2)次に、知り合いにAさんのいいところはどこか、恥ずかしいかもしれないですが聞き出してください。これも聞いたことを全部書き出してください。
(2)次に、知り合いにAさんのいいところはどこか、恥ずかしいかもしれないですが聞き出してください。これも聞いたことを全部書き出してください。
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