午後も全集中で仕事ができる「上手な仮眠」の掟 時間・姿勢・場所で気をつけるべき5つのルール
上手な仮眠と下手な仮眠の差
昼食後に眠くなり、午後の集中力が低下しやすい。
コンディション改善によるビジネスパーソンの生産性向上を使命とする私のもとには、こうした悩みがよく持ち込まれます。その際には、仕事のための仮眠を取り入れることを勧めています。
仮眠が仕事の生産性に寄与することは、有名になりつつあります。NASA による研究では、認知能力が34%、注意力は54%も向上したことがわかっています。
午後、昼食後に眠気を感じたけれど、そのまま頑張って眠い目をこすりながら働くことが非効率だというのは、もうすっかり一般的になってきています。だから仮眠を勧めるわけですが、仮眠にもちょっとしたコツが5つあります。これを実践するだけで、短時間の睡眠でしっかりとコンディションを整えることができるのです。逆に、ここで紹介することに反する仮眠をとってしまうと、頭がスッキリするどころか、かえって健康の悪循環を招き、仕事のパフォーマンスを落とすことになりかねません。
では、5つのコツについて見ておくことにしましょう。
仮眠の基本は15分程度。どんなに長くても30分以上眠らないことです。そうすることで、午後の仕事に集中しやすくなります。
長い仮眠は、自律神経の乱れにつながり、夜の睡眠の妨げになったり、アルツハイマー型認知症の危険性を2倍に高めると言われています。
仮眠はしたいけど寝すごすことが心配な人は仮眠前にカフェインを摂取しておきましょう。「寝る前にカフェインを摂取したら眠れないじゃないか」と思った方、ご心配には及びません。カフェインが身体に効き始めるまでには時間がかかるので、眠るときの邪魔にはならずに、少ししてから目覚めやすくなるのです。
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