午後も全集中で仕事ができる「上手な仮眠」の掟 時間・姿勢・場所で気をつけるべき5つのルール
DeNAにも仮眠ができる4つの個室がありますが、仮眠室を使える環境にあるビジネスパーソンは、まだごく一部だと思います。読者の多くも、仮眠をするとしたら机になるでしょう。
机の上で突っ伏して仮眠を取る場合は、顔の向きを下にすることをオススメします。横に向けてしまうと、それが原因で首に負担をかけてしまい、身体のゆがみにつながるおそれがあるからです。
リモートワークでの仮眠の落とし穴
新型コロナウイルスの影響でリモートワークを取り入れる企業が増えました。その結果、自宅で仕事をする機会が増えたので、仮眠はぐっとしやすくなったと言う人もいるでしょう。それ自体は大変喜ばしいことですが、注意しなければならないこともあります。
まず、自宅のベッドで寝ないこと。机での仮眠にとどめることです。
ベッドだと深い眠りに入ってしまいやすいので、15分をオーバーして眠ってしまいやすくなり、要注意です。
加えて、仮眠を行う際は、私は16時までに行うようにしています。夕方以降に仮眠を取ると、夜の本睡眠に悪影響を及ぼすことがわかっているからです。
DeNAでは睡眠についてさまざまに情報発信をしていったこともあって、社内のライフスタイルアンケートを見ると、「睡眠の悩みや睡眠による生産性の低下」が減じているというデータが出ています。
睡眠リテラシーを上げることは、社内でもとても喜ばれた取り組みでした。
皆さんも上手に仮眠をとって、ぜひ仕事のパフォーマンスを高めてください。
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