《日本の危機を救った》2027大河主役「小栗忠順」はどんな人物か
ひたすら現実主義で周囲を呆れさせた
2027年のNHK大河ドラマでは、主人公に小栗上野介忠順が選ばれた。
小栗は文政10(1827)年に江戸の神田駿河台で生まれた。父は新潟奉行の小栗忠高で、名門旗本の家柄だった。幼少期はイタズラ好きのガキ大将で、しかも意地っ張りだったことから「頑童」(がんどう:聞き分けのない子どものこと)と呼ばれた。
9歳の時に小栗家の屋敷内にあった安積艮斎(あさかごんさい)の私塾に入門。14歳にしてすでに威風堂々たる人物になっており、煙管で煙草を吸いながら議論していたという。
隅田川での船に乗っての花見では、こんなことを語り出して、同行者を呆れさせた。
「あの川の堤は、水利上の利害はいかがであろう。またあの堤は、いま少し高くすれば有効ではあるまいか。あちらの水田こちらの水利は、民の生活のためには、いかがであろう」


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら