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日本人が苦手な「叱り方」、一気に上達する5秘訣 意外に簡単!子供も部下も伸びる「王道スキル」

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  • 岡本 純子 コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師
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まずは、やってはいけない「叱り方のNGパターン」は次の5つです。

【3】「叱り方5大NG」をやめる
①ダメ出し:何に対してもとにかく否定ばかりする
②押しつけ:自分の意見を押しつける
③決めつけ:根拠なく、思い込む
④長々とした説教
⑤感情的に怒りをぶつける

「ダメ出し」「押しつけ」「決めつけ」あるいは「長々とした説教」……。どれも叱るときに、ついやりがちですが、一方的に自らの考えを押しつけ攻撃する行為は、相手を防御に追い込み、かたくなにさせてしまいます

「感情的に怒りをぶつける」というのも、私自身、ティーンエージャーの息子に時々、やってしまうのですが、「自分のむしゃくしゃやうさを晴らそうとしているだけだろう」とよく言われてしまいます。

「叱っている本人のため」ではなく、「叱られている当人のため」であることが、きっちりと伝わっていない限り、うまくはいきません

「その人のために叱っている」ことをきちんと伝える

【4】「あなたを信じ、あなたのことを思っている」ことを伝える

叱るときに大切なのは、相手に「『攻撃されている』という気持ちを抱かせない」こと。グラント教授によれば、次の「セリフ」を述べてから要件を伝えると、40%も効果が上がったそうです。

「今から言うことは、君に対しては非常に高い期待を持っているからだ。そして、君ならその期待に応えられると、私は信じている」

つまり、叱る相手に「あなたを信じ、あなたのことを思っている」ということをしっかりと理解してもらうことが大切だということです。

そもそも、人は自ら考え、自ら「気づき」を得なければ、本質的に変わることはできないもの。あなたがどんな正論を唱え、相手を攻撃したところで、あまり意味はありません。

それよりは上手に「質問」をしながら、相手に「問題」も「解決策」も自分で発見させるように仕向けるほうが、よほど効果的です。

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【入れるべき「4つの要素」は?】

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