「褒め力の達人」として私が真っ先に思い浮かぶエグゼクティブは、私が以前スピーチの原稿を作成するお手伝いをした資生堂の魚谷雅彦社長です。
新刊『世界最高の話し方』が出る少し前、私は「以前、仕事でご一緒させていただいたものです。覚えていただけていないかもしれませんが、この度、本を出版することになり、社長のエピソードも使わせていただきました。本を送らせていただいてもよろしいでしょうか」というメールを彼に送りました。
すると、メールの送信からなんと30分後に、こんな返信が来たのです。
行動に焦点を当てて、より具体的に褒める
社長のご了解を得て、全文を紹介します。
岡本さん、
ご連絡ありがとうございます。
お元気そうで何よりです。
もちろん覚えています。日本にはスピーチのコンサルタントはいないことはないですが、グローバル視点で、英語ベースの戦略コミュニケーションをデザインして、実務指導できる人はあまりいない中で、岡本さんと接点ができたことはとても嬉しく思ったので、よく覚えています。
この危機を乗り越えるためには、コミュニケーションの量と質が重要です。
特にリーダーのあり方、オープンなダイアログ、インスパイアする発信…日々努力の最中です。そういう時に今回のご出版は、非常に的確なタイミングではないでしょうか。
ぜひ読ませて頂きますし、また当社でもお世話になることもあるかと思います。
会社の方にお送りいただけると幸いです。
ぜひ役員みんなにも買わせて読ませます。
お元気そうで何よりです。
もちろん覚えています。日本にはスピーチのコンサルタントはいないことはないですが、グローバル視点で、英語ベースの戦略コミュニケーションをデザインして、実務指導できる人はあまりいない中で、岡本さんと接点ができたことはとても嬉しく思ったので、よく覚えています。
この危機を乗り越えるためには、コミュニケーションの量と質が重要です。
特にリーダーのあり方、オープンなダイアログ、インスパイアする発信…日々努力の最中です。そういう時に今回のご出版は、非常に的確なタイミングではないでしょうか。
ぜひ読ませて頂きますし、また当社でもお世話になることもあるかと思います。
会社の方にお送りいただけると幸いです。
ぜひ役員みんなにも買わせて読ませます。
その素早さ、そして、具体的かつ気持ちのこもった「褒め言葉」。私の人生でもこんな素晴らしい賞賛の言葉をもらうことはそうそうありません。本当に心が震えました。
そしてこのメールは、「褒め方の3原則」を満たした、まさに「お手本」といえると思うのです。
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