世界のトップエリートほど、きちんと「相手を育て・動かす一流の褒め方」を身につけており、それによって、まわりの人の心をわし掴みしているものなのです。
超一流の達人は、一言で終わらせるのではなく、以下の4つの要素を組み合わせて褒めます。
一流の褒め方は「4つの要素」が組み込まれている
「なるほど、そういうやり方もあるね」
「最近、目の色が違うね」
「お母さんは毎朝早くから、お弁当づくり、大変だね」
「その気持ちすごくわかるよ」
「そのとおりだね」
「つらかったでしょう」
「いいセンスだね」
「非常に勉強になったよ」
「さすがプロの仕事だね」
「いつも、きめ細かく気を配ってくれてありがとう」
「的を射たアドバイス。感謝の気持ちでいっぱいです」
それぞれの言葉「承認(みとめる)」「共感」「賞賛(褒める)」「感謝」の頭の1文字をとって、「ミカンほかん(保管)の法則」と名付けています。先ほどの魚谷社長のメールにも、この4要素がふんだんに盛り込まれています。
たんに「すごいね」と褒めるのと、この4つを組み合わせながら褒めるのでは、効果がまったく違うのです。例えばこんな感じです。
「ポジティブな言葉」であふれた1年を
おざなりな「お疲れさま」の代わりに、「1日、笑顔でがんばってくれたね。お客さんも喜んでいたよ」。「ごちそう様」だけではなく、「やっぱり、〇〇さんの××は史上最高においしいね」。
「がんばったね」だけでなく、「もう宿題終わらせたなんて、すごく成長したよね、すごいよ」。もう一声「盛ってみる」ことで、気持ちの伝わり方が変わってきます。
どうですか。こんな声掛けをされたら、子供も部下も、やる気がぐんと上がるのではないでしょうか。「食べるもの」が体を作るように、「発する言葉」が心を形作ります。
今回紹介した「3つの原則」と「4つの要素」を盛り込んだ「7つの秘訣」を使えば、「世界最高の褒め方」は誰でも、今日から実践可能です。
みなさんの2021年が、「世界最高の褒め方」で「ポジティブな言葉」にあふれた、周りの人がぐんぐん育つ1年になりますように。
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