「鬼滅の刃」英語版の映画予告編が興味深すぎる 「ムゲントレイン」に「デーモンスレイヤー」

✎ 1〜 ✎ 73 ✎ 74 ✎ 75 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

もちろん意味は通じますが、この部分だけ切り離して訳したのかもしれませんね。コミックで確認してみたら、この「猪突猛進」の直後に、先ほどの「伊之助様のお通りじゃアアア!!」が来るので、ふたつの予告編の訳をそのまま使って、続けて言おうとすると2回coming throughを使うことになってしまいイマイチです。

英語版のコミックでは、「猪突猛進」の部分がHeadlong rush!となっていて、その後でLord Inosuke…のセリフが続きます。

Headlong rush! Lord Inosuke’s comin’ through!! (コミックオフィシャル訳:猪突猛進! 伊之助様のお通りじゃアアア!!

映画の本編が英訳されるときには、どんなふうになるのかちょっと楽しみですね。ちなみにこのheadlongという単語は副詞としても形容詞としても使うことができます。

headlong
〔副〕 頭から真っ逆さまに、大慌てで、向こう見ずに
〔形〕 頭から真っ逆さまの、大急ぎの、向こう見ずな

まさに「猪突猛進」というニュアンスですね。「猪突猛進する」というフレーズにするなら

make a headlong rush / make a headlong dash猪突猛進する

のようにmakeを使ってください。個人的にはrushよりもdashのほうが好きですが、どちらも同じように使えます。

煉獄さんの名セリフ

炭治郎たちが無限列車に乗り、炎柱の煉獄杏寿郎と出会うシーン。煉獄は駅弁を大量に食べながら「うまい!」「うまい!」と連呼しているのですが、この部分は予告編でもコミックでもdelicious(すごくおいしい)という単語で訳されています。

Delicious!(オフィシャル訳:うまい!

意味的にはまったく問題ないのですが、個人的には日本語の「うまい」という響きと、英語のdeliciousの響きがなんだかしっくりきませんでした。取り立てて指摘するほどのこともないのかもしれませんが、せっかくの煉獄さんの名セリフのひとつなので、これはオリジナルのニュアンスが英語でも出てくれるとうれしいです。

次ページふだんの会話でdeliciousという単語はあまり使わない
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事