プレステ5、2つの技術革新で狙う「PS4超え」 初日販売分は完売、「圧倒的な没入感」を演出

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PCやスマホによるゲームが拡大するなかで、PS5でソニーが最も重視したのは「圧倒的な没入感」だ。

SIEで製品企画の統括責任者を務める西野秀明氏は「PS5では、一度入り込んだら抜けられない体験を提供したい」と語る。PS5に搭載された新技術は、没入感を生み出すことを中心に構成されている。

プレーヤーの没入感にどうつなげるか

進化した技術の1つは、PS4まで記憶装置として使われていたHDD(ハードディスクドライブ)をSSD(ソリッドステートドライブ)という半導体メモリを使った装置に切り替えたことだ。これによりゲーム中にデータを読み込む時間が劇的に減り、プレーヤーの待ち時間が少なくなった。

SSD自体は、同時期に発売されるマイクロソフトのライバル機種「XboxシリーズX」も採用されている。近年の技術進歩を考えれば、当然の結果ではあるが、高速処理にとどまらず、それをいかにプレーヤーの没入感につなげるかがポイントになる。

「ゲームの途中でスマホを見て、ゲームに戻ってこないということがあっては困る」(西野氏)

没入感を演出するために、PS5のコントローラーは大きく進化した(編集部撮影)

そのため、メニュー画面やプレイ中のヘルプ表示など、細かな点についてもリサーチを重ねた。SSDの反応速度もゲームプレイに最適になるように調整し、PS4と比べてPS5の快適さは段違いに改善したという。

没入感を演出するための最も大きな進化はコントローラーにある。触覚を再現する「ハプティック技術」を追求したPS5のコントローラーには、新開発のアクチュエーター(モーターの一種)を搭載。きめ細かな振動を発生させることで、砂や氷の上を歩く感覚を詳細に再現することに成功した。

一部のボタンには反発力を持たせ、例えば銃の引き金を引くような感触を作り出した。「われわれの作るコントローラーとテレビの組み合わせでしかできない体験を作り出した」と西野氏は自信を示す。

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