仕事が楽しくない人に足りない「ファシる」力

会議の円滑化だけではなく仕事の生産性に直結

管理職やプロジェクトリーダーだけでなく、新入社員でも身に付けておくべき「ファシリテーション力」について紹介します(写真:D&M.CLIPs/PIXTA)
ビジネススキルというと、「企画力」や「プレゼンテーション力」にスポットが当たりがちだが、すべての仕事の土台となる最強のスキルは実は「ファシリテーション力」だ、と言うのは、プロファシリテーターで『ゼロから学べる! ファシリテーション超技術』の著者である園部浩司氏だ。
このスキルを身に付ければ、会議がスムーズに進むだけでなく、仕事が圧倒的に楽しくなるという。管理職やプロジェクトリーダーだけでなく、新入社員でも身に付けておくべき「ファシリテーション力」について聞いた。

問題を解決するために必要な7つのスキル

私は問題を解決するには、7つのスキルが必要だと思っています。

その7つが「企画力」「プレゼンテーション力」「プロジェクトマネジメント力」「ファシリテーション力」「ロジカルシンキング力」「人格力」「コミュニケーション力」です。

企画力とは、問題を発見し解決策を立案する力のこと。その企画した内容をわかりやすく上司や関係者へ説明する。このときに必要なのが、プレゼンテーション力です。晴れて企画が承認されたら、いよいよ仕事がスタートします。仕事のスタート時はチームを編成し、ベクトルを合わせながら、メンバーの力を最大限引き出して成果物を創出する。ここで必要になるのが、プロジェクトマネジメント力です。

では、ファシリテーション力は? これは、「仕事」を遂行するうえでの土台となるスキルです。

企画を立てるとき、1人で解決策は立案できません。みんなで相談して企画立案します。当然会議が必要です。プレゼンテーション資料を作成するときもメンバーから意見をもらうことで完成します。企画がとおり、プロジェクトがスタートし、成果物を創出する間にも、ファシリテーション力は必須です。なぜなら、どのようにやるのか? 進捗はどうなっているのか? など1つの仕事が終わるまで会議の連続だからです。会議の質が仕事の生産性に直結すると言っていいでしょう。

その意味で、仕事をするうえで土台になるスキルがファシリテーション力なのです。

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