オンライン会議で疎まれる人の「余計な一言」 「小さな口癖を変える」だけで好印象になる
「思っていたテレワークはストレスフリーでもっと快適に働けるものだと思っていました……」
都内のIT企業の営業マンとして働くAさん(27歳、男性)の会社では新型コロナの影響を受け、感染の広まってきた4月ごろよりテレワークでの業務がスタートしました。
通勤の必要がなく、快適に感じた在宅勤務生活も、半年が経過し、課題も出てきました。例えばオンラインのみのコミュニケーションの行き詰まりや、上半期の評価を上司からどのように下されるのか、などの不安が募っています。日常的に顔を合わせる人もいない中、うまく周囲に相談もできず、頭を抱える日々が続いています。
Aさんに限らず、こうしたテレワーク生活の長期化により、課題を感じている人も増えているのではないでしょうか。10月に入り、2020年も残りあと2カ月。4月決算の会社であれば上半期を終え、人事面談など評価される時期に入り、もやもやしている人も多いかもしれません。
「早く元どおりの生活に戻りたい」。そう思う人もいるでしょうが、そうなるとは限りません。テレワークをはじめとした柔軟な働き方は国が何年も前から推進しようとしていたこと。コロナの騒動が終わったあとでも市民権を得るはずです。現に大企業の本社移転や、サテライトオフィスの増設などの動きも出てきています。
それならばこの機会に自分自身の考え方をアップデートして、テレワークが浸透したこの状況は異常事態ではなく、日常になったとポジティブに捉えて仕事に取り組んだほうが得だと筆者は考えます。
そこで、今回はテレワークの本格的な浸透を踏まえ、すぐに実践できるオンラインコミュニケーションのポイントを3つ紹介させていただきます。悩んだらぜひ意識していただき、ビジネス上で好印象を得るきっかけになればと思います。
オンライン会議で注意したい“余計な口癖“
テレワークでの作業環境において、最も比重の大きい作業がオンライン会議ではないでしょうか。オンライン会議用のツールもさまざまな企業が提供しており、ZoomやGoogle Meetなど、会議ツールを使う人も増えているでしょう。
しかし、オンライン会議は気をつけないと、相手からの印象を悪くする要素がふんだんに含まれています。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら