150人調査で見る「コロナ下の日本人」驚く変化 人間関係を見つめ、浮かび上がってきたもの

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「コロナ自粛」で見えてきた本音とは…(写真:Fast&Slow / PIXTA)

新型コロナウイルスの日本での流行に伴って、私たちの日常は大きく変わった。イベントの中止や休校、リモートワーク。世の中の当たり前が急激に変わることで、一般の人たちの生活や思考にはいったいどんな変化が起きているのだろう。

テレビや新聞では決して報じられない小さな沢山の真実が見たい。そこで筆者は先日、Twitterで不特定多数の人を対象にアンケート調査を行った。これは、新型コロナウイルスの流行後に起きた生活面での変化を自由に記載してもらうものだ。

するとこのアンケートには開始直後から思いがけない反響があり、4日間で約150件の回答が集まった。中には「誰かに言いたかった」と、長文を綴る人もいて、現在の緊急事態が日常のさまざまな面に思わぬ影響を及ぼしていること、またその一部はSNS上でもおおっぴらに口にしづらい雰囲気があることなどが見えてきた。

10人いれば10通りの生活が垣間見える興味深いアンケート結果。その中から、まず今回の記事では、特に回答者たちの”人間関係”に起きた変化を中心にご紹介していく。

夫婦関係の「意外な変化」

多くの人は今、過去になく長い時間を家族とひとつ屋根の下で過ごしている。閉ざされたドアの向こうで、いったいどんな思いが渦巻いているのだろう。まずは夫婦関係について寄せられた回答を見てみよう。

○夫婦関係が良くなった
今まで平日の夕ご飯を一緒に食べるだなんて月に1回あるかないかくらいだったのが、ほぼ毎日一緒に食べるようになった。時間に追われて見えなかったパートナーの良さがわかるようになった。コロナベイビーがほしい(都内会社員・女性)
不仲だった夫がリモートワークになった。一緒に過ごす時間が増えたことで夫婦仲を修復できた。今では寝室にもお香を炊きムーディにしている(30代女性・フリーランス)
元々、良い意味で干渉し合わない関係なので、お互いが家にいても邪魔にならないということを再発見(40代女性・海外在住)
この人と結婚してよかったとより強く思うようになった。 長時間一緒にいても疲れない、穏やかな人だということを再認識できて、大きな声では言えないが、幸せを感じている(20代女性・会社員)
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