TV界で奮闘するエリート美女のキャリア観

上智大卒、TVディレクター美女と語る

高学歴で高キャリア、そして容姿端麗。三拍子そろった最強の女性たちを訪ね歩いている本連載。頼みの綱は友人や仕事仲間である。飲みながら相談すると、「この人はどうですか?」とスマホでフェイスブックの画像などを見せてくれたりする。少なくない数の女性が、ネット上にプライベート写真を公開している日本社会の現状に助けられているのだ。

上智大学卒の男性編集者は「あこがれの先輩」を紹介してくれるという。上智大学には上級生の一部がボランティアで新入生の面倒を見てあげる「ヘルパー制度」が存在する。そのときのヘルパーのひとりが、現在はテレビ局でディレクターをしている吉野美幸さん(仮名、31歳)だった。

「お笑い芸人のくわばたりえを美人にしたような女性ですよ。画像、見ます?」

彼が差し出したスマホ画面をのぞくと、和装の吉野さんが写っていた。眼鏡を取った姿は、タレントの鈴木紗理奈を和風にしたようなりりしい顔立ちである。

「美人なんかじゃありません。よく言われるのは『柴犬』です」

飲みは「大好き」と公言する吉野さん。一口の量も多い気がする

インタビューを快諾してくれた吉野さんを新橋の和食店に招いてビールで乾杯すると、本人は「美人説」をさっそく否定した。見せかけの謙虚さではなく、女性であることに着目されると居心地が悪くなるタイプの人だと感じる。今回の取材も「かわいい後輩の頼み」だから、渋々と受けてくれたようだ。

「上智の外国語学部というと華やかなイメージを持たれるけれど、完全に気のせいです(笑)。英語学科は別として、ほかの言語を学んでいる人たちは普通ですよ。あえて共通点を挙げるとしたら、夢見がちな人が多いところかな。『聖書を超えるベストセラーを作りたい!』という意気込みで出版社に入る人がいたりします」

かくいう吉野さん自身も高い志を掲げて、学業と仕事に励んできた。高校時代には1年間の海外留学を経験。耳にしたこともない言語の非英語圏に派遣され、言葉を学びながら現地の生徒たちに交じって勉強し、最終的には現地校でオール5の成績を取った。

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