コロナ下の留学にオセアニア2カ国が熱い理由 「留学のニューノーマル」の具体像を探る
新型コロナウイルスは、海外留学を予定していた学生に対しても多大な影響を及ぼしました。国内のほぼすべての大学は2020年の協定校への派遣留学を中止し、先の見えない状況が続いています。
一方、前回記事で紹介したバーチャル留学をはじめ、ここにきて新しい留学のカタチも明らかになってきました。新型コロナウイルスへの対応の中でも、英語圏でとくに迅速な対応で封鎖措置を講じたのが、オーストラリアとニュージーランドです。
留学の機会が失われてきた中、留学希望者の意識はどのように変化したのでしょうか。そしてICT教育の先進国であり、留学先としても人気の高いこの2カ国では、どのような対応が取られているのでしょうか。
留学希望者たちのリアルな胸のうち
グローバル人材の育成や海外留学支援を展開するICCコンサルタンツは、留学に興味・関心のある448人(15歳以上とその保護者)を対象に、新型コロナ禍における留学に対する意識変化についてアンケートを実施しました。
「まだ留学をしていない」と答えた人のうち、「新型コロナウイルスの影響で、あなたの留学に対する気持ちに変化はありましたか?」という設問に対して、実に98%が「気持ちに変わりがない」と回答しています。
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