最近よく聞く「バーチャル留学」試す価値あり?

コロナ禍で渡航を断念した学生に朗報なのか

コロナ禍によって海外渡航を断念した学生も少なくありません。そんな人たちにとって「バーチャル留学」は助けとなるでしょうか?(写真提供:タイガーモブ)

皆さんは「バーチャル留学」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。今年は「バーチャル留学元年」と言っても過言ではないくらい、世界中の教育機関でこのサービスが一気に始まっています。

今まで留学するために欠かせなかった航空券やビザ、滞在先の手配などが必要なく、自宅にいながら海外留学に参加できるのです。このバーチャル留学の最新情報やその効果、従来のオンライン英会話との違いなどを解説していきたいと思います。

急速に広がる高等教育のオンライン化

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴って、海外の教育機関の多くが休校を余儀なくされました。そうした中で、授業に参加できない学生のために、オンラインを活用した授業が急ピッチで進められてきました。

欧米やオーストラリア、ニュージーランドなどの高等教育機関のオンライン化の動きは、特に早いものでした。

例えば、オーストラリアでは、多くの教育機関で2月からオンラインコースの整備が進められ、3月には実際の運用がスタートしました。背景には、ICT教育が日本よりもはるかに進んでいたという事情があります。日本でいう中学・高校などでも、すでに広い校内にWi-Fi環境が整備されていて、iPadを使って授業を受ける姿が当たり前となっていたのです。

5月20日には、イギリスのケンブリッジ大学が「来期(10月〜来年9月)の授業はすべてオンラインで実施する」と発表しました。今後は学位やMBA取得までオンラインでカバーできる教育機関が各国で増加しそうです。

経済協力開発機構(OECD)のICT活用調査で、日本は最下位となっています。今回のコロナ禍によって、まさにその差が浮き彫りになった格好です。

それでは、バーチャル留学とは具体的にどのようなものなのでしょうか。

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