「LGBTコンテンツ」の8割がネット動画でリリース
LGBTをテーマにした映画やドラマ、リアリティショーの新作の8割がネット動画配信サービス向けであることがイギリスのリサーチ会社Ampere Analysisの調査結果でわかりました。
なかでもLGBTコンテンツを最もそろえるのがNetflix。女性刑務所を舞台にした社会派コメディードラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の成功が大きく影響し、多様性を描くドラマは今やヒットの条件の1つ。日本で今ブームを起こしているNetflix韓国ドラマシリーズにもその要素が取り入れられています。
Ampere Analysisが発表したこの調査結果は、2019年第1四半期から2020年第2四半期の間に世界各地で発注された新作の数からLGBTコンテンツを割り出したもので、その8割がネット動画でリリースされるというのです。
「Netflixの『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』とAmazonプライム・ビデオの『トランスペアレント』はLGBTコミュニティーを超えて、LGBTをテーマにしたコンテンツの魅力を証明したもの」と、Ampere AnalysisのアナリストAlice Thorpe氏は解説しています。
アメリカでは「HBO Max」「Peacock」「Quibi」といったNetflix対抗の世界規模のネット動画配信サービスが続々と立ち上がり、そこでもLGBTコンテンツが目玉としてラインナップされていることも指摘していました。
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