東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

「出世ばかり考える人」が結局、成功しない4理由 上司の前だけ「いい顔」…あなたは大丈夫?

9分で読める
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

最後の理由は、「自分の健康管理をおろそかにしがち」ということだ。

【4】自分の健康管理には気を遣わない

ストレスという概念を初めて医学界に持ち込んだ生理学者のハンス・セリエ博士の学説をもとに生まれた「ストレスマネジメント」について、アメリカの文献を中心に調べていたことがある。その中で、「大企業のトップはみな心身共に健康だ」というデータがあった。

なぜなら、不健康な人は、トップに至る途上で戦線から離脱してしまうから。結果として健康な人が残っている、というわけだ。

仕事のストレスに加えて、連日のお酒の席という生活習慣が、不健康な生活を助長する。ひょっとしたら、そこに仕事優先でないがしろにされてきた家族からの反乱という「家庭環境問題」による精神的ストレスも加わるかもしれない。

で、無事、ゴールインできる人はいい。でも、その後ろには、体力が追いつかず脱落していった人たちが数知れずいるということだ。

出世を目指すにあたり、そうした「健康リスク」をどこまでコントロールできるか、ということだろう。

大切なのは地位よりも「ミッション」と「ビジョン」

「出世」は、誰かが引き上げてくれることによって、始まる。もし、その「誰か」を、「今の地位」や「損得勘定」で選んで、尻尾を振るのだとしたら、ここまで述べてきたように、「こんなはずじゃなかった」に終わることが少なくない。

でも、その「誰か」を、その人の仕事の「ミッション」(社会的使命)「ビジョン」(描く理想のビジネスの将来像)によって選ぶのだったら、話は違う。それに共鳴して、「その人についていこう」という場合は違う。

途中、不遇のときがあったとしても、その人の「志」を継ぐことによって、きっと展望が開ける。そうでなくても、仕事も人生も、健康で「楽しい」ものになるはずだ。結局、「今の地位」や「損得勘定」ではなく、仕事を楽しみながらやる人に、結果として、出世もついてくるのではないかと思う

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象