(第35回)2011年度新卒採用が始まった(前編)

●「逆に、やって欲しくない就職活動はどのようなことか」

・事前の企業研究もなく、まずは行ってみようと会社説明会や選考に臨む。その会社を就職先候補とするかどうかは、受かってから考える、という姿勢。真摯に就活をしている他の学生や就職担当者に対して失礼であり、無用な手間とコストをかける行為であると気づいて欲しい。(情報処理・ソフトウェア)
・会社説明会で就職ナビ、ホームページへ記載されている内容を質問しない。(情報処理・ソフトウェア)
・事業内容を理解せずエントリーすること。(建設・設備・プラント)
・就職できるならどこでもいいというのは困るし、また、自分がやりたいことをこれと決めてそれ以外は興味がない、というのもどうかと思う。(化学)
・親が最終的に決める就職活動には反対。自分が就職して働く会社を親の顔を伺いながら決めるのはやって欲しくない。自分の就職は最終的には自分で決めるべき。(医療機器)
・就職サイトやマニュアル本に翻弄された就職活動。就職サイト等で検索した結果が、就職活動ではない。業界や企業、そして仕事に関する情報は、自ら肌で感じることが重要。 (情報処理・ソフトウェア)
・その企業で働くことに熱意・動機を持たない状態での、単に内定取得を目的(ゴール)とする活動。(食品)
・与えられる情報だけを頼りにした「受身」の就活。OB訪問も職場見学もまったくせず、サイトの情報だけで就職先を決める学生にはなって欲しくない。(不動産)
・最初の頃は、有名な企業から受けるのもよいとは思うが、いつまでもそれでは自分が活躍できる企業とはめぐり合えないと思います。今は、上場企業もあっという間に破産・買収される時代なので、長く働く気があるのであれば、どういった企業が生き残るのかについて、情報収集すべき。(百貨店・ストア・専門店)
・「ウソをつく」こと。企業に対して、なにより自分に対して。採用担当者として最もキライな嘘は「御社第一志望です!」 (商社)
・特に理系の学生で、学校推薦や教授推薦だけを頼って進路を決めてしまうこと。仕事内容を知らずに社名だけでエントリーすること。(精密機器)
・企業に対して入社意志を表した後は辞退をしないで欲しい。(美容・理容)
・最初から狭い業界だけで活動することは避けて欲しい。(情報サービス・インターネット関連)
・志望動機が明確でない≒入ることができるならどこでも良い、というように見えると、採用担当者も冷めてしまう。(医薬品)
・知名度、人から聞いた話のみで会社を選ぶこと。(医薬品)
・自分で考えず、すべて他人任せの就職活動。(機械)
 就活学生へ向けてのフリーコメントでは、弱さや元気のなさが目立つこと、就職意識の欠如、ネット中心の就職活動に対する苦言などマイナス面を指摘するコメントが多く、資格に関心がある学生が多い、早い時期から熱心に活動している学生が多い、女性のプロ指向が高まっている、などの高評価は極めて少数派という結果になった。2011年度入社に向けて就職活動を行う学生諸君には、上記の採用担当者からのアドバイスをぜひ参考にして欲しい。そして来年、学生を評価するコメントが採用担当者から多数寄せられることを願いたい。
採用プロドットコム株式会社
(本社:東京千代田区、代表取締役:寺澤康介)
採用担当者、教育・研修担当者のための専門サイト「採用プロ.com」を運営。新卒、中途、派遣・アルバイト、教育・研修、全般などの採用活動に役立つニュース、情報、ノウハウを提供している。
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