第5回 加工食品と上手につきあう

食品添加物による集中力の低下

イライラしたり、些細なことが気になってしまったり、すぐに怒ってしまうなど、ご自身に限らず、周りにそういう方がいらっしゃる場合は、一度、食べたものを見直してみましょう。
  朝から缶コーヒーやスポーツドリンク、甘味料たっぷりのジュースを愛飲していたり、コーヒーや紅茶にもたっぷりと砂糖を入れる習慣のある方は要注意。
   またコンビニやファーストフード、ファミリーレストランをはじめとする大手の飲食チェーンの常連さん、そしてスイーツ好きの方も注意が必要です。

一般に「砂糖」と表示されているものは白く生成された白糖のことで、高GI食品の代表格です。
   血糖値を上げないと脳が働かないので糖分は必要とされますが、白糖は急激に血糖値を上げ、すぐに血糖値を急降下させてしまうので、脳が軽いパニック状態に陥り、その現象が私たちのイライラや不安感、怒りっぽくなるという状態を引き起こしていると言われています。

コンビニや大手スーパーのお惣菜を買うと、「原材料」が表示されていますが、最後の方に長いカタカナ名で書いてある材料がほとんど食品添加物と言われるものです。1食にするとわずかな量ですが、その少量の食品添加物が本来なら腐ってしまう半熟卵が何時間たっても美味しそうにコンビニ弁当のパッケージの中央を飾っていたり、サラダがキレイな色を保てていたりする主犯格。

現代の日本人はこういった利便性のある食事が中心となっているため、体の中は添加物だらけです。食品衛生上、これらの食品は家庭で作る料理やお弁当よりも雑菌もなく、食中毒の可能性も低いかもしれませんが、人の脳への影響は計り知れないものがあると言われています。

次ページ脳の仕組みを知る
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 岐路に立つ日本の財政
  • 日本人が知らない古典の読み方
  • 賃金・生涯給料ランキング
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
菅新政権が誕生しても<br>「安倍時代」は終わらない

牧原出氏執筆の連載「フォーカス政治」。9月16日に菅新首相が誕生しましたが、施策の基本線は「安倍政権の継承」。惜しまれるように退任し、党内無比の外交経験を持つ安倍前首相は、なお政界に隠然たる影響力を保持しうるとみます。その条件とは。

東洋経済education×ICT