原材料は必ずチェック
しかし、日常の忙しさから利便性のある食事を余儀なくされる方々も多いと思います。
まず加工食品では必ずパッケージの裏の「原材料」欄を必ずチェックするようにしましょう。
例として、エリソルビン酸、ソルビン酸、アセスルファム、スクラロース、アスパルテーム、フェニルアラニン、ショートニング、トレハロース、フェロシアン化物といったカタカナの長い名前のもの。その他に「酸化防止剤」「発色剤(赤色○号といった表示)」「光沢剤」といったものも避けるのが望ましいでしょう。
それと、高GI食品である「砂糖」の表示順序も注意しましょう。表示順序が早いほど含有量が多いからです。
加工食品を買ううえで「砂糖」を完全に避けるのは難しいと思いますが、原材料欄の先頭に「砂糖」と書いてあるものは避けるのが賢明です。
これは、スナック菓子や、ヨーグルト、プリン、和菓子などの菓子類にも当てはまることです。
「脳の栄養は糖分」と言われるようになってから数年がたちますが、これを甘いものを食べると良い、と間違って解釈している人が多くなったせいでしょう。このため砂糖の摂りすぎによる「シュガーハイ」という現象に陥っている人も少なくないのです。
シュガーハイとは甘いものを食べるとさらに甘いものが食べたくなる、という現象で食べ続けると味覚が麻痺して日に日に、より甘さの強いものを求め続けるという味覚障害の一種です。
砂糖を摂りすぎると、前述のようにイライラや不安感を引き起こすほか、糖分を体内で分解するのにビタミンB群が使用されるため、ビタミンB不足が発生します。ビタミンB群が体内で不足すると脳への神経伝達ができなくなったり、各体内の機能が正常に代謝できなくなるので、不要な脂肪がたまり、メタボ人口を増やす原因ともなっています。
加工食品をよく買う方やスイーツ好きの方は、ビタミンB群の多い、ナッツ類やキノコ類を意識して摂取するようにすると脳への影響が緩和されるでしょう。
ソイバーなどの健康食品の類は、最近ではパッケージ袋に工夫がこらされ、食品添加物が含まれていないものも多く登場しています。目安としては分厚い銀色の遮光効果にもなるパッケージのものは比較的保存料が少ないと言われています。「無添加」とパッケージに表示されているものも目安となるでしょう。
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