インターンシップ好感度3位はJTBグループだ。好感度の高いインターンシップはゲーム形式のものが多いが、JTBグループは正攻法だ。コメントを読むと、グループディスカッションで企業や業務への理解を深め、法人営業を擬似的に体験させている。
人事や社員の印象が良いと感じる学生が多い。接客は業務で鍛えられているから、評判がいいのは当然だろう。
「人事、内定者の印象がとても良かったから」(文系・旧帝大クラス)
「法人営業体験。社員さんのサポートが手厚く、具体的なFBを頂くこともできた」(文系・早慶大クラス)
「旅行商品造成企画体験」(文系・早慶大クラス)
JALとANAは「社員が親切」
エアライン系2社の就職人気は高いが、ほとんどの調査でANAが上位になる。たぶん国内線、国際線ともに旅客数首位ということが影響しているのだろう。しかし、今回のインターンシップ好感度調査では、JALが4位、ANAが5位になった。
JALのインターンシップでは、新規事業立案を新鮮に感じた学生が目立つ。「パイロットインターン」という言葉もあるから、いろんな職種向けインターンシップを実施していたようだ。
「新規事業立案、社員座談会」(文系・旧帝大クラス)
「社員さんがとにかく親切だった。内容はパイロットインターンで、機長、副機長の方のお話が聞けたり、シミュレーター体験をしたりした」(文系・上位私立大)
「社員の方がとても優しかった」(文系・上位私立大)
JALでも社員への評価は高かったが、ANAも負けていない。「雰囲気」「温かかった」「和気あいあい」「親切丁寧」「気遣い」と、絶賛と言ってもいい。エアラインは旅客サービス業だから接客サービスに長けているのは当たり前とも言えるが、インターンシップに参加した学生の志望度は間違いなく上がっただろう。
「職場の雰囲気をつかみやすかった」(文系・中堅私立大)
「就活生に対しての気遣いがすごい」(理系・その他国公立大)
「一人ひとりの学生に最初から最後まで親切丁寧な対応をしてくれた」(文系・上位私立大)
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