「何者でもなかった大学生」が夢をつかめた理由

「可能性を信じることで可能性は広がった」

人生の「第3の扉」を開けられるかどうかは自分次第だ(写真:kohei_hara/iStock)

若い人から将来への不安を打ち明けられ、「19、20歳で人生の方向を決められるわけがないんだから、その時点でピンときたことをやればいい。やってだめだったら、やり直せばいいんだから」と答えた経験が何度かある。

人生の方向に迷ったまま大学を卒業する人も多いが…

若いうちにしかできないことでもあるからであり、それは私の持論だ。だから、先が見えにくかったとしても、自信が持てなかったとしても、そういうことはどんどんやってみたらいいと思う。

僕はベッドに寝転がって天井を見つめている。答えを探しに大学に来たっていうのに、湧いてくるのは疑問ばかりだ。
“本当のところ、僕は何に興味があるんだ? 何を専攻したいんだ? どう生きたいんだ?”
僕はまた寝返りを打った。(5ページより)

だから『サードドア: 精神的資産のふやし方』(大田黒奉之訳、東洋経済新報社)の著者、アレックス・バナヤンが、このように苦悩していた気持ちもわかる。

全米話題のベストセラー『サードドア:精神的資産のふやし方』の特設サイトはこちら(画像をクリックするとジャンプします)

ペルシャ系ユダヤ人の移民の息子として生まれた自分が勉強に専念できるように、両親はすべてを犠牲にしてくれたこと。それはわかっていたが、答えを見つけ出せない状態が続いていた。

同じような思いを抱えたまま、大学を卒業する人も少なくないだろう。ある意味では、“そんなもの”なのかもしれない。しかしバナヤンは、ちょっと違った。

「サードドア」に注目したのである。

次ページ「サードドア」とは?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 本当は怖い住宅購入
  • 財新
  • 最新の週刊東洋経済
  • 360°カメラで巡る東京23区の名建築
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
北朝鮮が「新戦略兵器」?<br>強硬姿勢アピールの舞台裏

昨年末「新たな戦略兵器」との発言が報じられた金正恩委員長。強硬路線を取るとみられたものの、報告内容をよく読むと「自力更生」と経済の重視に力点があります。北朝鮮、米国、韓国、日本それぞれの立ち位置を考察します。