10年周期?「トイ・ストーリー4」こうして出来た

作品プロデューサー「3の頃から温めていた」

ウディはアンディの部屋から、女の子の部屋に移り住んでいて、一番お気に入りのおもちゃじゃなくなっていた。そのタイミングでウディが、ボー・ピープに再会したらどうなるだろう、とね。そんなアイデアに対しては、みんなワクワクしていたよ。

マーク・ニールセンプロデューサーは、「『トイ・ストーリー』があったからこそ、ピクサーが今のスタジオになっている」と語る ©2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

――ピクサーのスタッフの中には、最初の『トイ・ストーリー』に触れたのが4歳の時だった、という若いスタッフもいたそうですが、ピクサーのスタッフにとって『トイ・ストーリー』とはどんな存在なのでしょうか。

「トイ・ストーリー」の意味というのは本当に計り知れないものがあって。『トイ・ストーリー』があったからこそ、ピクサーが今のスタジオになっているというくらいに、歴史があって、重要な作品だ。

この作品は、ピクサーにとっては大きな意味を持っているし、僕たちはずっとこの作品と一緒に生きてきた。それは観客にも同じ事が言えると思う。長い間、僕たちの人生の一部であった。そこにもう1本、この映画を加えることが出来るというのは、ものすごくワクワクすることだよ。

およそ10年間隔で新作登場。次は10年後?

――「1」が1995年、「2」が1999年、「3」が2010年、そして「4」が2019年に公開しています。「2」と「3」、「3」と「4」の公開間隔がほぼ10年というのは偶然なのでしょうか。

「1」からの三部作というのは、あくまでもアンディという少年の成長物語。小さな子どもだったアンディが大学生になる、という時間軸があって。そういうところに添ってストーリーも進められたというところもある。

ただそれが終わって「4」を作るという時は、その時間軸は考えなかった。ウディが新しい環境に置かれた時に、彼はどういう反応をするのか、という方に主軸が置かれたという面はあるね。

――観客が子どもたちである、ということを考えると、およそ10年おきに新作がリリースされるということは、新たなファンの獲得という意味でも、非常に悪くないなと思ったのですが。

それはいいアイデアだね。次も10年後に発表されるかもしれないね(笑)。

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