10年周期?「トイ・ストーリー4」こうして出来た 作品プロデューサー「3の頃から温めていた」

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7月12日より公開中の『トイ・ストーリー4』。当初は「3」を完結編としていたが、なぜ続編をつくったのか ©2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
世界初の長編フルCGアニメーションとして一世を風靡した1995年公開の『トイ・ストーリー』は、ディズニー/ピクサー作品の原点となった金字塔的作品である。おもちゃの視点で描く“おもちゃの世界”というユニークな世界観をベースに、いつかはおもちゃを卒業していく子どもたちとの関係性に正面から向き合い、世界中の観客が涙した。
2010年にシリーズ完結編として公開された前作『トイ・ストーリー3』は、アカデミー賞長編アニメーション賞含む2部門を受賞。日本でも興行収入108億円を記録する大ヒットを記録した。
しかし、「続編にして最終章」となるシリーズ最新作『トイ・ストーリー4』がつくられたのだ。この7月12日より公開され、全世界で大ヒットを記録している。ピクサーは「過去作を上回る“語るべき物語”がある場合以外は続編を作らない」という信念を持っているが、なぜ彼らは続編をつくったのか?
『トイ・ストーリー2』、『モンスターズ・インク』、『カールじいさんの空飛ぶ家』などを担当し、初期の頃からピクサーを支えてきたマーク・ニールセンプロデューサーにシリーズ復活の背景について聞いた。

「3」の頃から密かにアイデアを温めていた

――『トイ・ストーリー3』は本当に完璧なエンディングの素晴らしい作品でした。ですから『トイ・ストーリー4』を作るというニュースには驚かされました。正直、『トイ・ストーリー』は「3」で終わらせたままで良かったのではと思っていましたが、映画を観て、マークさんに謝りたいと思いました。本当に素晴らしい作品でした。

ありがとう(笑)。多くのスタッフが力を合わせて一生懸命作った作品なんでうれしいね。

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――そもそも誰が「4」をやろうなんてクレイジーなアイデアを考え出したのでしょうか。

製作総指揮を務めるアンドリュー・スタントンが出したアイデアなんだ。彼は『トイ・ストーリー』シリーズの脚本をずっと担当してきたんだけど、そのクレイジーなアイデアを出したのは彼だからね。

実際、このアイデアが生まれたのは「3」を作っている間だったんだけど、ずっと秘密にしていたんだ。何年もずっと誰にも言わないで、そのアイデアを温めてきたんだ。リー・アンクリッジ、ピート・ドクター、ジョン・ラセターらピクサーのスタッフに「4」の話をしたんだけど、その時に「3」に出ていなかったボー・ピープを再登場させたらどうかという話になった。

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