戦艦大和の映画を作りたいと思っていた
――以前から、この作品を手がけたかったという話を聞いています。なぜ「アルキメデスの大戦」に惹かれたのでしょうか。
前から戦艦大和の映画を作りたいと思っていました。ただ、どうしても「いろんな思いを持った人たちが戦艦に集まってきて、戦艦が沈んで終わる」といった物語になってしまうなと思っていて。
だからそういうのとは違う切り口のものがあれば、新しいスタイルの戦艦大和の映画ができるだろうなと思っていたんです。そんなときにこの原作の漫画に出会ったのです。切り口はすごく面白いなと思いましたし、ちょうど菅田将暉くんとCMの仕事でご一緒させていただいたときで、今度は菅田くんと映画をやりたいなと思っていた時期でもあったんですよ。
――「吉野家 築地一号店物語」のCMですね。
そして原作を読んだら菅田くんみたいなのが出てくる(笑)。これは“一石三鳥”だな、これはめぐり合わせだなと思って。やりたいという話をしたら、快諾していただいた。


















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